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【地域密着】商店街に加盟すべき3つの理由|メリット、デメリットを解説

商店街は加盟した方がいい? 加盟するメリットは?

新しくお店を始めるとその地域の「商店街」に加盟するよう呼びかけられる事があります。

「加盟するメリットが分からない」
「加盟費用に見合った見返りが期待できない」

そんな疑問から商店街に加盟すべきか悩んでいたりためらっていませんか?

今回の記事では、商店街に加盟する事で得られるさまざまなメリットを解説します。

メリット1:横のつながりやイベントへの参加で地域の一員になれる

異業種店との相互協力・コラボできる

商店街に加盟すると異業種の方との交流機会が増えます。特にターゲット層が似ていて競合しないお店とうまく付き合って直接売上につながるよう相互協力を呼びかけてみましょう。

  • お店にちらしやショップカードを置き合う
  • イベントや商品などのコラボ企画の提案
  • 自店のお店のお客様を紹介する

同じエリアの「仲間」として様々な情報が入りやすく販促企画に活かせる

他の店舗の方と交流する事でそのエリアの特徴やこれまでの出来事、お客様の傾向など様々な情報が入りやすくなり、その情報を元にした販促企画を打ちやすいメリットがあります。異業種の方はもちろん、競合店であっても同じ加盟店として売上アップに繋がるような情報を得られるかもしれません。

地域のイベントに参加できる

お祭り、お花見、ハロウィン、年末セールなど商店街によって様々なイベントを企画している場合があります。こういったイベントに参加すると地域住民を取り込みやすく、イベント終了後もリピーターとなってあなたのお店を利用してもらえるかもしれません。

商店街の一員なら住人・行政から信頼されやすい

商店街の広報・イベント・取り組みに参画すると行政や地域住人から「地元のお店」と認知・信頼されやすくなります。特に年配者の多いエリアの場合、保守的な方が多い傾向があるので早く地域の一員となる事は商売をする上で非常に重要となります

メリット2:広報・パブリシティへの露出・取材のチャンスが増える

商店街のパブリシティに掲載してもらえる

商店街のホームページ、掲示板、ポスター、共同ちらし・パンフレットなど様々な商店街のパブリシティに参加でき、多くの場合無料〜わずかな費用で掲載してもらえて露出の機会を増やす事ができます。

コロナ禍においては「テイクアウトマップ」などを商店街主導で作成した所もありました。

取材されやすい

メディアが街やお店を取材する際、その地域の商店街が窓口になる事があります。メディアは個々の店舗に個別に問い合わせするよりも商店街を通した方がやりやすい為です。その為、商店街に加盟している方がメディアに取り上げられるチャンスが増えます。

メリット3:優待・支援・補助が受けられやすい

行政支援・補助

行政は商店街単位での支援事業を行う事があります。また特にコロナ禍においては「商店街に加盟していること」が条件になる支援策などもあり、加盟していると支援を受けやすい場合があります。

実例:商店街個店の活力向上事業(令和3年度の横浜市事業)
"商店街の店舗が空き店舗になることを防ぎ、市民生活の向上と商店街の活性化に資することを目的として、個店の活力を回復し、事業継続につながる魅力ある事業を新たに実施する事業者に対して、店舗改装費等の経費の一部を補助します。"

対象となる店舗:横浜市内商店会に加盟している店舗又はこれから加盟する店舗

横浜市ホームページより抜粋

各種民間事業者などからの優待

商店街は数十〜数百の個店を束ねる組織なので民間の事業者から大口取引先としてさまざまな営業を受ける場合があります。加盟店であれば〜%引き、加盟店なら〜〜無料など、加盟店である事を条件にした優待サービスがある場合があります。

商店街からの販促物や物資支援

イベント・セール・何らかの取り組みを行う際に、統一デザインのポスター、のぼり、ステッカー、ちらしなどが作成される事があり、無料〜わずかな費用で販促物を使う事ができる場合はあります。またコロナ禍で消毒液などを無償提供した商店街もありました。

デメリット

会費がかかる

加盟を躊躇する一番大きな理由ですね。当然エリアによって様々ですが月額数千円〜の費用がかかり、決して少なくない支出となります。実際、コロナ禍において多くの商店街では経費削減で脱退するお店が増えました。とはいえ、こうした費用は設備維持費、街灯の電気代、花代、防犯・消防設備など商店街が存続する為に使われる場合が多いと思われますので、そのエリアに出店する恩恵として支払う方がいいでしょう。※商店街によっては加盟はしないが電気代だけ負担する事ができる、場合もあります。

自主ルールに従う必要がある

商店街によっては景観や街の品格を守る為の自主ルールとして店舗・看板・のぼりなどのデザイン・設置位置・サイズ・色などに制限がある場合があります。その為、目立つ看板などにしたくても出来ない場合があり、少なからず集客に影響してしまいます。

尚、景観については条例で制限されるエリアもありますが商店街独自のルールの場合、非加盟店は従う法的根拠がなく、商店街とルールを守っていないお店との間でのトラブルも珍しくありません。

会合やイベントへの強制参加

ひとりで運営している場合など特に忙しいお店は定期的に行われる商店街の会合・イベントに割く時間が負担になる事があります。

まとめ

当サイトでは「商店街は中長期的に見て集客に役立つので加盟したほうがいい」という結論を出しました。もちろん、エリアによって商店街の規模や活動内容は様々ですが、無駄な経費と考えず、メリット・デメリットを十分考慮した上で加盟すれば最終的には集客に繋がるでしょう。

ほとんどシャッター商店街のようなところでも加盟店が増えれば必ず何か活動ができるはずです。

もし加盟してみてメリットがないと思ったら逆にあなたが上記のような事を提案してみてはいかがでしょうか。

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